ドイツ人は現金主義?クレカ払いはたったの4%!
みなさん、クレジットカードを持っていますか? 支払いは現金派ですか、カード派ですか?
ドイツに来て驚いたのが、クレジットカードを持っている人の少なさです。日本人とドイツ人の友人で旅行に行くとき、日本人全員がクレジットカードを持っていて、ドイツ人がだれも持っていないということもありました。
ではドイツ人はどうやってお金を払うかといえば、現金かECカードです。ECカードはデビットカードのようなもので、口座を作ると、送られてくるカードに付随していることがほとんどです。サイン、もしくは暗証番号の入力で決済できます。
ドイツでは未だに現金支払いを好む人が多く、クレジットカードを使う人は少ないのが現状です。
ドイツ人はクレジットカードが嫌い?
日本では、クレジットカードをお持ちの方も多いでしょう。デビットカードはまだマイナーですよね。ですがドイツでは、クレジットカードはあまり好まれていないようです。

カード社会と言われるアメリカでは、28%の支払いがクレジットカードで行われていて、現金は23%。一方ドイツは、53%が現金で、クレジットカードはわずか4%という結果になっています。ドイツ人の現金主義が見て取れますね。
では、なぜ現金での支払いを好むのでしょうか。

支出の管理のしやすさ、支払いの容易さ、安全性が現金支払いをする理由のトップ3となっています。逆の見方をすれば、クレジットカードは支出の管理がしづらく、支払いが面倒で、安全性が疑わしいのであまり使いたくない、ということになります。堅実思考のドイツ人らしい理由と言えます。
デビットカードでどこでも決済できるので、あえてクレジットカードを作る必要がない、というのも理由にありそうです。
ドイツでもカード支払いが増加中
そんな現金主義のドイツ人ですが、時代の流れとともにカード支払いも広がっているようです。

水色の折れ線グラフが現金、黒い折れ線グラフがカード払いです。2015年には現金が53%、カードが44%となっています。カードにはECカードも含まれているでしょうが、それでもカード払いが浸透してきているのがわかりますね。
上記のグラフでは現金払いが5割以上だったのですが、売り上げの内訳を見るとカードとほぼ同じ割合。ということは、高額な支払いはカードを使う人が多いようですね。2002年からユーロが導入されていますから、それに向けて支払いを現金からカードにしよう、という人も多かったかもしれません。
現金が廃る日は来るのか?
最近は、電子マネーも利用できる場所が増えています。日本だとパスモやスイカ、イコカ、ワオンなどさまざまな電子マネーがありますよね。お財布ケータイなんかも流行りました。ですがドイツでは、電子マネーはほとんど見かけません。やはり現金払いが主流な印象です。
ですが時代の変化とともに、現金の使用頻度が少なくなっていくのでしょうか。アンケートの結果を見てみましょう。

現金の廃止に対し、否定派が92%と圧倒的です。やはり「目に見えるおカネ」は信用度が高いのでしょうか。カードの不正利用やデータ漏洩の可能性がある限り、現金への信頼度は揺るがないのかもしれませんね。
クレジットカードの信頼性を考えてみよう
日本だと、学生でもクレジットカードを持っている人が多いですよね。そのため、あまり深く考えずにクレジットカードを作り、それで支払っている人もいるかもしれません。わたしもその一人です。
クレジットカードは現金を持ち歩かなくて済むし、インターネット決済でも便利です。でも安全性に関して言えば、まだ不安があるというのが現状。不正利用や情報漏えいが何度もニュースになっていますから、無条件にクレジットカードを信頼するのは危険かもしれません。
ドイツはこれから、クレジットカード払いが増えていくのでしょうか。それとも「やっぱりECカードか現金でいい」という結論になるのでしょうか。クレジットカードの安全性が保障されるなら使う人も増えるでしょうが、ドイツでは主流になるのはまだまだ先のようです。
参考URL:www.welt.de
面白いですね。感覚的にこちらの人は銀行のカードでの支払いと現金支払いが多い気がしていました。銀行のカードでの支払いだと、履歴も残るし、持っているお金を使うと言う感覚があると思い、いい制度だと思います。チャージ式のクレジットカードも割と使われている気がします。私は銀行のカードでの支払いとチャージ式のクレジットカードはとても便利なので、もっと日本で普及してもいいんじゃないかと思っています。お店のポイント制度や電子マネー制度はやはり日本が進んでいると思います。
ドイツ人が現金主義というのはちょっと以外でした。海外旅行すると、特に米国などはクレジットカードがないとホテルに泊まるのも大変だし、レンタカーも借りるのが難しくなります。EUだと国をまたがった移動はごく普通にあると思うのでクレジットカードがないと不便だと思うのですが。
ドイツ人が現金主義なのは国民性でしょうか。アメリカ人と間逆なのが興味深いです。
日本とは違って、ドイツにはチップの制度があるから……と思いましたが、アメリカにもチップはあるので大した比較にはなりませんね。支払い方法による通貨への考え方の違いというのは面白いと思います。
とても良い習慣だと思います。現金はあるだけしか使えないというのはとてもいい習慣だと思います。
私自身みならいたいですが・・・それができたらどれだけ生活がらくになるやら。
クレジットカードだとどんどん使ってしまうということに陥るかもしれないからですね。僕もお金を全く使わないから一応クレジットカードは持っているんですけどものをかうときは現金ですね。
「ECカード」はいいですね。「口座を作ると送られてくるカードに付随している」のは日本ではあまり見かけないので、銀行系がもっとがんばってやらないものでしょうか?クレジットカードやローンだけといのも芸がないような気がします。
私は実店舗では現金で、ネットショップではクレジットカードでという感じですが。
やはり使いすぎ注意を考えたら、現金であるべきでしょうか。カード情報の漏洩とかの、恐れもあるでしょうし。
日本ではクレジットカード払いがかなり普及しつつあります。私はまだ現金払いですが就職したらクレジットカードにしたいですね。
クレカはメインを一枚決め、数枚持っていますが、これからは電子マネーでしょう。ドイツ人はどうするつもりなんでしょうね?これからも小銭チャラチャラしたいのでしょうか?
ECカードの機能が充実しているのでクレジットカードの必要性がないのでしょうね。クレジットカードは年会費を取られますが、銀行口座に直結しているECカードなら無料。どこのATMでも現金を降ろせる上にドイツ内の店舗なら今ではほぼどこでも使えます。クレジットカードは店舗側もカード会社に手数料を支払う(たしか5%)ため嫌がるケースがあったけど、ECカードなら無料なので「喜んで」ということで小店舗でも急速に普及したようです。使用したときに即座に銀行口座からお金が入るシステムなのも店舗側に受け入れられた理由のようです。日本でも普及するといいなあ。
ドイツは現金支払いが主流なんですね。興味深い記事です。
昔の印象ですが商いしている人や職人が多いから現金のやり取りが現代まで残っているような気がします。
それこそ、日本もまだまだ現金に信頼を置いている世代が多いように感じます。
私が大学生でドイツに行った当時は、日本の方がクレジット使える場所が少なく、海外旅行のために作ったようなものでしたが、時代は変わるものですね。
なかなか面白いと思いました。私も現金派なのでわかる部分も多いですが、現在クレジットカードが普及していることは事実です。しかも国内だけではなく海外でも使えるのが多く便利ではあります。最近では携帯、スマホがクレジットカードにもなっている時代です。このまま現金でいいのかそれともクレジットカードも利用するか悩みどころだと思います。ただ、ドイツは私の仲間が多いということがわかりました。
ほかの方がおっしゃるように私も「意外」という感想を持ちました。
とかいう私も1枚カード持っているのですが・・・「カードはつかいすぎそうで怖い」という気持ちがあり、ネットショッピングでしか使わないと決めておりますが・・・。
いわゆるデビットカードであったりICOCAやSuicaのような現金ではないけど、まだ目に見えてわかる方が安心感がある。
でも、日本のお店ってよほど小さな喫茶店やお店じゃない限りクレカ対応の店増えましたよね。それが時代の変化の1つだと私は思います。
自分の周りにもクレジットカード持ってる人いません!!買い物の支払いはもちろん現金。でも、買い物でレジに並んで待ってる時によく目にするのはECカード(銀行のカード)での支払い。現金とECカードの割合は半々といった感じですね。ドイツは、ECカードがあれば、EU圏内はほぼどこの国でも引き出し可能。引き出してから、又は、買い物を支払ってからも同日〜数日で引き落としされるので、残高にタイムラグがあんまりなくて、その上クレジットみたいに手数料がプラスで付いてくる事もない。ECカードで事足りるので、クレジットの出る幕がないと言ったほうが的確やと思います。