デュッセルドルフ~日系企業が集うヨーロッパ最大の日本人街~

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近年は、中国企業の進出がめざましい

リーマンショック以降、この街の日系企業は進出と撤退が同数程度で全体数としてはさほど増えていません。

そんな日本とは裏腹に、リーマンショックの影響が少なく立ち直りも早かった中国は、世界各国への投資を活発化し、ドイツもその対象となりました。

既にたくさんの日本企業がこの街に拠点を置いて成功を収めている事実、また自国の技術革新の拠点となり得る将来性に着目した複数の中国企業は、素早く進出を決め、この街に担当者をどんどん送り込んでいます。

例えば中国の移動通信サービス業者の最大手ファーウェイはヨーロッパ統括本部、ZTE コーポレーションはドイツ統轄本部をこの街に設立し、投資を強化するとともに研究開発を促進しています。

質の高い生活環境が整う文化都市

この街は、音楽、演劇、美術、芸術の街としても知られています。旧市街にはかつて、ハイネ、シューマン、ブラームス、メンデルスゾーンなど芸術家達が住んでおり、現在も、博物館や美術館、オペラ、コンサートなどの文化プログラムが充実しています。

また、「クンストアカデミー」は世界的な名門美術大学で、日本でも高い人気を誇る現代美術の巨匠パウル・クレーが教鞭をふるっていたこともあります。ドイツ最高峰の画家と呼ばれるゲルハルト・リヒターも、この大学を卒業後に教授も務めました。

カーニバルの中心地

生真面目で堅苦しい「ドイツ人」の印象が覆され、極端な無礼講にも驚かされてしまうドイツの第五の季節「カーニバル」はカトリックの伝統的なお祭り。この街でも盛大に開催されます。

11月11日11時11分、市役所前で行われるカーニバルの精霊ホッペディッツが目覚めるセレモニーがカーニバルの始まり。色鮮やかな衣装の熟女が旧市街に集まり無礼講となる「女性のカーニバル」、市民が派手な扮装で仮装行列する「カーニバルの日曜日」。

クライマックスの「バラの月曜日」には、趣向をこらした山車がお菓子をばら撒きながら市内をパレードします。精霊ホッペディッツの人形を燃やして葬礼しカーニバル終了となる「灰の水曜日」まで、約3カ月もの間、連日連夜仮装パーティーや仮面舞踏会が繰り広げられます。

デュッセルドルフのカーニバルhttps://commons.wikimedia.org

この期間の街の雰囲気と街の人々に触れた旅行者は「ドイツっぽくない」と表現するほど、羽目を外しているドイツ人を目にすることになります。

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デュッセルドルフの観光スポットと名産品

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この記事へのコメント 10

  • あい。 のプロフィール写真 あい。 より:

    デュッセルドルフには、以前に従兄が駐在していたことがあります。やはり、日本人にとって、居心地のよさそうな都市なのですね。思いっきりドイツも味わえながら、でも日本人にも安心的な。従兄はもう、日本に帰って来てしまってるのですが、駐在時に遊びに行っておけば良かったです。

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  • kisetu-ju のプロフィール写真 kisetu-ju より:

    ヨーロッパで一番日本人が多い場所がドイツだったのかと。イギリス、フランスなど商業としてはすばらしい物がたくさんありてっきりイギリスだろうなと思っていました。言われてみればドイツにはたくさんの企業があります。特に電気、車などの製造それにより日本街みたいにできているのですね。ドイツ語がたくさんならび読めない日本人にとっては日本語の通じる地域があるとホッとします。家族でドイツへ滞在ともなると奥様は日本語が通じる場所があるのは心のよりどころでしょう。
    日本と繋がっている感じがします。

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  • リリオ のプロフィール写真 リリオ より:

    写真の『松竹』にはちょっと笑ってしまいましたが自分が行った外国に日本人街があるとホッとしますね。アメリカに行った時の日本人街の雰囲気に心落ち着きました。

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  •  のプロフィール写真 okoni より:

    ラーメンが恋しくなったらデュッセルドルフへ行けと教えられたことがあります。書店にも日本の雑誌が並んでいますし、日本の感覚に触れたいという時はここで心を落ち着けることができるかもしれませんね。商品だけなら今や世界各地のものをパソコン一つで取り寄せることができますが、実際に手に取って日本語を喋って、という生の触れ合いが必要な時もあります。

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  • jpeg2016 のプロフィール写真 jpeg2016 より:

     中国がとってかわるのも時間の問題ですね。

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  • みっさん のプロフィール写真 みっさん より:

    なんとも不思議な感覚になりますね。ジャパニタウンとでも言うんでしょうか。NYCに行った時にカラオケと言う名の日本人キャバクラが日本を思い出させてくれました。どんなものでも言葉でも、海外で日本に触れると心が落ち着きますよね。

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  • RI-SA のプロフィール写真 RI-SA より:

    居酒屋とかもたくさんあって、日本語表記のお店もありますよね!住みやすそう。

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  • 何で松竹・・。ドイツで仕事を始める時にはここを拠点に展開したいですね

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  • hirokin888 のプロフィール写真 hirokin888 より:

    知りませんでした。日本人が多いと楽しいでしょうね、ドイツ気分で日本語を話すとか最高でしょうか?

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  • iudex のプロフィール写真 iudex より:

    インマーマン通りに行けば本当に欲しい物がなんでも揃う!!今や漫画喫茶まであります。ただ、、、物価は本当に高い!!駐在員仕様の値段で下級庶民は本当にご褒美で行くくらい。。。

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Gnolly のプロフィール写真
秋田県出身。IT企業に約20年勤務。海外旅行好きが高じ、ニューヨークへ単身留学した経験で人生観が変わる。退職後は「自分が本当にやりたかったこと」と向き合い、次なる夢を実現すべく、自身のライターとしての可能性を模索中。幅広いジャンルの記事に取り組んでいる。


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