ドイツニュースアクセスランキング【2016年8月】
【ドイツ企業ニュース】8月のアクセスランキングトップ3
1.VWの排ガス不正問題深刻化―独州政府が提訴へ、韓国では販売禁止
フォルクスワーゲンの排ガス不正問題ですが、バイエルン州が損害賠償訴訟を起こすことを決めました。さらに韓国も制裁金の支払いを命じたようで、VWにとっては大きな痛手となります。
日本では「ブランド品」として人気のVW社ですが、企業はイメージが命。これは手痛い打撃になるでしょう。環境立国としてリサイクルなどに力を入れているドイツでの排ガス不正は、イメージダウンもいいところ。これからのVWの株価変動、そして対策に注目です。
2.ZFがイベオに出資、レーザーレーダー技術の開発に注力
カタカナばっかりでピンときません。ドイツの自動車部品会社の大手であるZF社が、イベオ社の株式の40%を取得したそうです。目的は自動運転技術で大切なレーザーレーダーの開発に力を入れるため。……やっぱりよくわからない。
レーザーの光を使って距離や速度を測るのがレーザーレーダーらしいです。自動運転を実用化させるために本腰を入れたということらしいです。
技術者としての向上心は素晴らしいと思いますが、その前に自動運転の是非や法的整備など問題が山積みなので、実用化するかどうかはまた別の問題とも言えそうですね。
3.ドイツの銀行が大口預金者に「マイナス金利」適用
お金をたくさん持っている人に懲罰金利ですか……。貧困層から金を奪うわけにはいかないのはわかりますが、お金を持っているからって懲罰金利を取られていたらやってられませんね。こういうニュースを見ると、実際のところタンス預金が一番安全安心なんじゃないかと思ってしまいます。
同一通貨を使うことで便利な面があるのも事実ですが、共倒れする可能性があるのもまた事実。理想論を語るのはいいですが、EUを取り巻く経済状況は常に不安定ですね。
8月の企業ニュースをおさらい
企業も不安定な経済のなかで生き延びるのに必死なのはわかります。ですが不正はどうあっても正当化できませんし、消費者に負担を押し付けても根本的な解決にはなりません。先の見えないEUの脆弱な経済がどう変動するか、見ものですね。
産業について、自動車についてはやはり自動運転関連の技術開発の話題が増えています。日本でも新技術開発のニュースが多くありますが、きちんと実用化をするのはやはりドイツが先を行くようです。最近日本の各メーカーが宣伝しているダウンサイジングターボもドイツが先ですし、自動運転技術も地に着いた開発をやっていて、どのように実用化するかというステップが明確なようです。
社会問題はやはり難民ですね。いろいろ反対はあっても現在のドイツの繁栄には移民の力も大きいはずです。
今後新しい産業がドイツで花開くとしたら移民、難民の力がさらに貢献するでしょう。
それにしても自動車関連が多いですね、
ドイツというと、やはり自動車のイメージはあります。
進化するのは、喜ばしいですが。面白みがなくなる反面も、あるのかも知れませんね。
しばらくは自動運転と難民の問題がキーワードとして続きそう。
わたしも産業についてはこの先も自動車について拍車がかかると思います。さすがドイツと言ってもいいのではないでしょうか。さて、難民の移住ですが世界的にたくさんの問題があると思います。ドイツが繁栄している。就職、そして生活はけっして楽ではないと思います。
今度はシリア難民関連も多くなるかもしれませんね。