ドイツで働く方法3 職人&起業編

ドイツで働く方法として、起業を考えている人も多いだろう。国内ではさまざまな分野の職人を「Geselle」(ゲゼレ)という国家資格として認定する制度がある。手工業も含めてその数350種類。資格取得者は社会的地位が高まるなど、起業に向けた大きなメリットがある。

スポンサーリンク

職人と大卒の社会的な地位は同じ

ゲゼレは工業大国・ドイツの画期的な職人育成システムだ。日本の職人と大きく違うのは、国家資格を付与するという形で、客観的な立場から見た尺度があるということ。社会的な地位としては、ゲゼレの資格保持者と大卒が全く同等の立場。日本では職人の社会的な地位が高いとはいえないが、ドイツではモチベーションを持って職人の道を進むことができるのだ。

ゲゼレ取得のメリット

  • 各分野の技能・能力などのスキルが身につく
  • プロの職人として評価され、社会的な地位が高まる
  • 就職や職場において、賃金などの労働条件が良くなる

ゲゼレの主な職種

  • 製パン
  • 食肉加工
  • 製菓
  • 整形靴製造
  • フローリスト
  • 美容師
  • 木工家具製作

ゲゼレは41の手工業を含めて、350の職種のスペシャリストを養成し、国家資格を付与している。試験はドイツで3~4年のアウスビルドュング(研修)を行い、ドイツ語での試験に合格しなければならない。日本人のゲゼレ取得者は、これまで約150人にも上る。中にはドイツ国内で起業している者も多い。それだけ、価値のある資格であることがうかがえる。

>>次ページ
日本人がゲゼレを取得するためには?

1 2

この記事へのコメント 1

  • iudex のプロフィール写真 iudex より:

    本当に素敵なシステムやと思います。ただ、難点は働こうとした時に何でもアウスビルドゥングが必要なこと。。。スーパーのレジ、レストランのウェイター/ウェイトレスe.t.c… アウスビルドゥング無しで職探しの難しさ。半端ないです><

    0

感想・意見をみんなと共有しよう!!



関連記事

このページの先頭へ

Social Media Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
ツールバーへスキップ