ルフトハンザ航空の歴史総まとめ!ドイツのフラッグシップキャリアへの道のりとは?

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フラッグシップキャリアとして今も活躍するルフトハンザドイツ航空の歴史

ルフトハンザドイツ航空が誕生したのは、1926年1月のことです。当時あったJunkers LuftverkehrとDeutscher Aeroという2つの会社が合併することによって、誕生しました。創業当時は、ドイツ政府が26%、地方都市が19%出資していました。

当時ドイツの航空業界は、エアロユニオン系とロイド系、ユンカース系という3系統がありました。これがルフトハンザドイツ航空の登場によって、一本化されたわけです。

ルフトハンザドイツ航空はその後ヨーロッパを中心として、運航便を増やしました。一方で第二次世界大戦を前にして、日本と同盟関係を結んだ関係もあって、日本や満州国への就航も計画されていました。しかし第二次世界大戦が、日本・ドイツ陣営の敗北に終わり、計画はとん挫、しかも営業停止の憂き目にあいます。

その後ドイツが東西に分裂状態になり、ルフトハンザドイツ航空は西ドイツの航空会社として再開されました。ヨーロッパはもちろんのこと、南北アメリカやアジア諸国、中東、アフリカなど世界中に路線を広げていきます。

1990年にベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一しました。この時当時東ドイツにあった国営の航空部門、インターフルークの事業を引き継いでいます。1997年には、世界でも初の航空連合としてスターアライアンスを結成しました。

当時加盟していたのはルフトハンザドイツ航空の他に、エアカナダやスカンジナビア航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空です。日本では1999年に全日空がスターアライアンスに加盟しています。

他社の買収も積極的に行っています。たとえば、2005年にはスイスインターナショナルエアラインズの買収を発表して、翌年には完全子会社化しています。さらに2009年にはオーストリア航空も買収しています。航空業界で最近注目されているのが、従来のキャリアにはない低価格の航空路線を提供するLCCです。

世界中でいろいろなLCCが誕生していますが、ルフトハンザドイツ航空も参画しています。ジャーマンウィングスというLCCブランドがあるのですが、2009年に完全子会社しました。このジャーマンウィングスはヨーロッパのLCCとして、ヨーロッパ全域に路線網を敷いています。就航地はジャーマンウィングス単独でも80地点をすでに超えています。

2015年4月時点で、世界の98か国274都市に就航しています。2014年のデータによると、旅客数はヨーロッパでは2番目、世界でも9番目の規模を抱えています。ちなみに日本への便もあって、東京国際空港と新東京国際空港、関西国際空港、中部国際空港に就航しています。1961年に初めて乗り入れをしていますから、すでに50年以上の歴史を誇ります。日本とヨーロッパをつなぐ重要路線の一つです。

売り上げも堅調な状況が続く

ルフトハンザドイツ航空が世界でトップグループの航空会社であることは、以下のデータを見ればお分かりになるでしょう。「グローバル2000リーディングカンパニー」というフォーブスの発表しているデータがあります。

2015年5月時点の情報で、ルフトハンザドイツ航空は売上高が390億8000万ドルを記録しています。これはアメリカン航空、デルタ航空に次ぐ数字になります。また従業員数は11万8781人を数え、11万3000人強のアメリカン航空を引き離し、世界で最も多くの従業員を抱えている航空会社でもあります。

ルフトハンザドイツ航空の所有している資産は370億ドルで、これはデルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空に次ぐ規模になります。2015年に発表された、IATAの「Scheduled Passengers Carried」によると2014年における旅客者数は、5985万人となっています。

2011年から2013年に賭けては、6300~6400万人くらいで推移していたのと比較すると、やや客足が伸びなかったといえます。しかしそれでも2014年のランキングで、デルタ航空、サウスウェスト航空、中国南方航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ライアンエアー、中国東方航空、イージージェットについて世界9番目の旅客数になります。

同じデータに基づく保有機数は、401機になります。これはアメリカン航空グループ、デルタ航空、ユナイテッド航空、サウスウェスト航空、フェデックス・エクスプレス、中国南方航空について世界で7番目の数の多さです。ルフトハンザドイツ航空がプレスリリースで発表したところによると、2015年上半期は業績を大幅に改善することに成功したようです。

調整後支払利息、税金控除前利益ですが、4億6800万ユーロを記録しました。これは前年同期と比較して、実に2億9000万ユーロも上回ったといいます。さらに売上高は154億ユーロを記録しています。これも前年同月と比較して、8.5%の増加になります。

輸送収入が堅調で、この売上高のうち124億ユーロを占めています。グループ全体の純損益ですが、9億5400万ユーロの黒字を記録しました。前年同期が7900万ユーロの赤字でしたから、いかに業績が急激に回復しているかがお分かりになるでしょう。

ジェットブルーというアメリカのLCCの転換社債を償還することによって自己資本が押し上げられたことも、黒字になった要因として挙げられます。しかし一方で、営業活動が順調だったことが利益の下支えをしたと、ルフトハンザドイツ航空では分析しています。

ルフトハンザドイツ航空のプレミアムブランドが堅調であることと、LCC会社のジャーマンウィングスやユーロウィングスといった傘下の会社の発展をしているため、今後さらなる飛躍が期待できると言って良いでしょう。今後も世界を代表する航空会社になるだけの体力を有しているといえます。

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