ミュンヘン ~BMWをはじめとした自動車産業、ビール、芸術の都~
BMWをはじめとした自動車産業の街、ビールの街、芸術の都
ドイツ南部のバイエルン州最大の都市であり州都でもあるミュンヘン。人口では、ベルリン、ハンブルクに次ぐドイツ第3の都市です。国内で最も経済力の高い街のひとつであり、ドイツの株価指数DAXの元となる優良企業30社のうち6社が、この街とその近郊に所在しています。
主要産業は自動車産業で、自動車王国ドイツを牽引するBMWの本社があることでも世界的に有名になっています。近年は、製造部門のみならず新しいサービス、カーシェアリングやスクーターシェアリングのビジネスモデルも研究されているようです。
バイエルン州の自動車関連の下請け業者1100社は密接なネットワークで結ばれており、企業、研究機関、大学、行政も結びついてお互いに協力しあうことで、この街そしてこの州の自動車産業の技術革新に大きく貢献しています。トラック・バス・産業用エンジンのMAN AG、工業化学のリンデグループ、電機のシーメンス、ローデ・シュワルツ、高速鉄道のICEの車両生産も行う重機械メーカー、クラウス=マッファイなどもこの街に本社構えます。
フランクフルトに次ぐドイツ国内の金融センターとしての価値も評価されており、バイエル州立銀行、保険のアリアンツ、ミュニック・リーの本拠地があります。また、ドイツはヨーロッパ一の特許出願大国でもありますが、ミュンヘンは知的財産保護の中心地となっています。
この街には、欧州特許庁、ドイツ特許商標庁、連邦特許裁判所、ドイツ税関産業財産権センターなどの機関があるほか、ヨーロッパにおける知的財産問題研究の中心機関となっているマックス・プランク研究協会の知的財産・競争・税法研究所があります。ハイテク産業、研究開発の機関が密集していることでも知られ、このことは、日本企業の欧州進出拠点として魅力的なポイントともなり、注目を集めています。
ミュンヘンが属するバイエルン州は、デュッセルドルフのあるノルトライン・ヴェストファーレン州に次いで、進出企業数、在住日本人数共に多い州となっています。134万人の人口のうち30万人はドイツ以外の国籍保有者でもある、コスモポリタン・シティでもあります。複数のランキング統計で「移住するのに適した街」として、毎年上位にランクインしています。
「ミュンヘンのオクトーバーフェスト」もうすぐですね。行ってみたいですね(行けないけど)。BMW博物館や美術館がたくさんあって、観光で行くならここですかね。(筆者のGnollyさんは偶然、同郷ですね。)
ミュンヘンは日本で言うとこの大阪って感じです。ミュンヘンの歴史と文化に誇りがあって、独特のプライドがあってw 記事に出てた見どころは全部網羅してますが、それでもまだまだ足りないですね。また行きたい!!!