ドイツ人は議論好き!デリケートな話題の対処法

ドイツ人は、確固たるアイデンティティーを持ち、かなり議論好きだ。滞在歴が長い日本人にとって、議論を吹っ掛けられることも珍しくない。肝心なのは日本人としての立ち位置を明確にし、持論を主張することが大切。これが、ドイツ人との距離をぐっと縮める近道にもなる。さらに、絶対に「言ってはいけない」「やってはいけない」タブーについてもまとめてみた。

スポンサーリンク

戦争の話はタブーだが、中国と韓国に関する諸問題を整理しておく

ドイツ人にとって、戦争の話はタブーだ。特にナチス、ヒトラーに関する話題を振られることは、今の世の中においてほぼない。代わって、新日色の強いドイツ人から、尖閣諸島(対中国)、竹島(対韓国)の領有権について質問されるかもしれない。これに対して、きっちりと日本固有の領土であると、明確な事実を伝えることが大切だ。

尖閣諸島問題

  • 1951年のサンフランシスコ平和条約で、日本が放棄した領土に含まれていない。南西諸島の一部として、1972年に米国から沖縄とともに返還された地域に含まれている
  • 中国が領有権を突然、主張し始めたのは石油資源含有の可能性が明らかになった1970年以降。これ以前は一度も日本の領有に対して異議も抗議も行っていない
  • 1953年1月8日付の中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」では、「尖閣諸島は琉球群島に含まれる」という記述が証拠としてある

竹島問題

  • 1951年のサンフランシスコ平和条約で、日本の領土処理を行った米国が日本領であると、韓国側の主張を一蹴。条約発効後、米国が日本に対し、竹島を「爆撃訓練区域」に使用することを申し入れ、これを了承した経緯もある。
  • 日本は平和国家として、1954年から現在に至るまで3回にわたって国際司法裁判所に付託することを提案したが、韓国は全て拒否し実効支配している
  • 1965年の日韓基本条約で、韓国初代大統領の李承晩(イ・スンマン)が1952年に勝手に竹島を自国の領海に含めた「李承晩ライン」を廃止することなどが締結された

ドイツよりも上の経済大国・日本がなぜ、難民を受け入れないのか

日本の駐在員、留学生にとっても、議論となる最近の傾向だ。大量のシリア難民の受け入れで、可否をめぐってドイツの世論もかなり白熱している。日本は難民認定に向けた法整備が遅れているのが現状だ。

日本の難民認定は、審査が厳しく、時間がかかる。法務省による運用の見直しや緩和策など、関係省庁で検討を始めた段階だ。ただし、難民支援については、米国に次ぐ2位の1億8160万ドル(約200億円)を国連に支出している。

日本は2010年にアジアで初めて難民の「第三国定住」を受け入れた。1次避難国で保護を受けられなかった難民を、第三国(日本)で受け入れる制度で、現在までに90人近くのミャンマー難民を受け入れている。今後も拡大していく方針だ。2005年までインドシナ難民1万1,000人を受け入れたこともある。

>>次ページ
脱原発を決めたドイツ。東日本大震災で被災した日本が原発を廃止しない理由は?

1 2

この記事へのコメント 2

  • Salzbrezel のプロフィール写真 Salzbrezel より:

    ドイツ人はほんと議論好き!
    記事の内容に賛同する必要はないですが、なんらかの自分の考え方を整理しておくのは絶対必要。適当にごまかしているとドイツ人の友達なくします。

    3
  • あい。 のプロフィール写真 あい。 より:

    議論できたら、楽しそうです。そのためには確かに、普段からブレない自分の思考を確立しておくべきですね。
    ただ、私にはややこしい話が出来るような、語学力が・・・

    2

感想・意見をみんなと共有しよう!!



関連記事

このページの先頭へ

Social Media Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
ツールバーへスキップ