アウディ社長が逮捕、排ガス不正で証拠隠滅の恐れ

ミュンヘン検察当局は18日、高級車大手アウディのルパート・シュタートラー社長(VWグループ取締役)をVWグループのディ―ゼ車排ガス不正問題に絡んで逮捕した。同問題でVWグループの取締役が逮捕されたのは初めて。VWは内部調査に基づきシュタートラー氏を無罪と判断し、アウディ社長に据え置いてきたが、今回の逮捕により更迭を余儀なくされる可能性が出てきた。

シュタートラー社長は同日朝、インゴルシュタットの自宅で逮捕された。同社長に対しては違法なソフトウエアの搭載車を欧州市場で販売したことに絡んで詐欺と間接的な文書偽造の容疑がかけられており、ミュンヘン検察は11日に同社長の自宅で立ち入り調査を実施したばかり。同検察は、シュタートラー社長が証人ないし共犯者となり得る人物に影響力を行使して証拠隠滅を図る恐れがあるとして身柄の拘束に踏み切った。

シュタートラー社長は保釈を申請できるものの、これが認められなければ勾留が長引き、業務に影響が出る恐れがある。メディア報道によると、VWグループとアウディの監査役会はこれを念頭にアウディのブラム・ショット取締役(販売担当)をアウディの社長代行に任命するもようだ。ショット氏は2017年9月に現職に就任するまで、競合メルセデスで勤務しており、排ガス問題で逮捕される恐れがない。

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