アルストムが燃料電池列車を独で受注、世界最大の27編成

鉄道車両大手の仏アルストムは21日、独フランクフルトを中心とする地域の公共交通機関ライン・マイン・フェアケーアスフェアブント(RMV)が実施した燃料電池列車の入札で落札に成功したと発表した。受注数は燃料電池客車としては世界最大の27編成。RMVは2022年末から運行を開始する。

アルストムは「コラディア・iリント54(Coradia iLint 54)」を受注した。受注総額は5億ユーロで、そのうち1,500万ユーロを国が助成する。受注総額には燃料である水素の供給とメンテナンス、25年間に渡る予備車両の用意が含まれる。

水素はヘキスト工業団地を運営する地元企業インフラサーフ・ヘキストの協力を受けて提供する。同工業団地では工場の副産物として水素が生成され、1日当たり7トンを確保できることから、これを車両への燃料補給に充てる。受注総額のうちアルストムが手にする金額は3億6,000万ユーロとなる。

RMVはコラディア・iリント54を、これまでディーゼル機関車を投入してきたヘキスト〜バート・ゾーデン、フランクフルト〜ケーニヒシュタイン、フランクフルト〜バート・ホンブルム〜ブランドベルンドフル、フリードリヒスドルフ〜フリートベルクの計4区間に投入する。

水素燃料電池を用いた旅客列車は独北部のエルベ〜ヴェーザー線で世界初の商業運転が昨年9月に始まった。RMVはこれに次ぐ2番目の運行事業者となる。

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