エボニックがポリアミド事業再編

特殊化学大手のエボニックは9日、ポリアミド事業を再編すると発表した。経営資源を将来性の高い分野へと絞り込む考えで、独ヴィッテン工場で行っているポリフタルアミド(PPA)生産事業を2020年1-3月期(第1四半期)で終了する。

エボニックはポリアミド事業を自動車の軽量化材料や積層造形材料など高付加価値分野へと絞り込む。その一環として現在、独ルール地方のマールでポリアミド12(PA12)の生産施設を建設中。21年上半期に完成すると同社のPA12生産能力は50%以上、拡大する。

PA12は軽量で安定性、耐熱性に優れた樹脂。これまで金属が使われていた分野への投入が増えており、自動車やガス・石油パイプラインなどで使用される。近年は3Dプリンターの造形材料としても需要が拡大している。世界需要は年5%以上のスピードで伸びており、3Dプリンター向けに限ると成長率は2ケタ台に上る。エボニックは世界に4社あるPA12メーカーの最大手。

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