ドイツ銀とコメ銀が合併協議入り

独銀大手のドイツ銀行とコメルツ銀行が合併に向けた非公式協議を開始したもようだ。各種メディアが10日、報じたもので、ドイツ銀のクリスティアン・ゼーヴィング頭取はすでに3週間前、交渉の委任を取締役会から受けたという。両行は報道内容へのコメントを控えている。

ドイツ銀とコメ銀はリーマンショックに端を発する金融危機以降、業績が低迷。他国の大手金融機関に大きく水をあけられている。ドイツ銀はドイツ企業が国際展開するうえで必要不可欠の存在と目されていることから、政財界は同行の不振の長期化に危機感を抱いている。特に今後の景気の悪化をきっかけに経営危機に陥ることを懸念しているもようだ。政府ではオーラフ・ショルツ財務相と財務省のイェリク・クーキース事務次官(投資銀行ゴールドマン・サックスの元行員)が両行の合併を強く求めている。

ドイツ銀のゼーヴィング頭取は2月、「わが行には計画があり、それに取り組んでいる。それ以外について私は何も考えていない」と明言し、合併観測を否定した。それにも関わらず非公式ながら合併協議を開始したのは政府の圧力が強いためとみられる。

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