ハンガリーで自動車走行試験場が開所、EV・自動運転の研究ハブに期待

ハンガリー西部のザラエゲルセグで20日、自動車走行試験場「ザラゾーン」が部分
稼働した。ハンガリーを自動車の生産地としてだけではなく、開発事業の立地とし
て発展させる政策に基づき、政府が中心に進めているプロジェクトだ。全面稼働後
には自動運転やコネクテッドカー(つながる車)、大型トラックを含む電気自動車
(EV)の東欧試験センターとして機能することが期待される。投資規模は450億
フォリント(1億3,800万ユーロ)に上る。
ザラゾーンはザラエゲルセグ工業団地の北に位置し、総面積は欧州最大規模となる
265ヘクタール。うち、20ヘクタールで市街地での走行状況を再現する。
今回オープンしたのは◇走行の安定性や操舵力、ブレーキ性能などを確かめるハン
ドリング試験コース(全長2キロメートル)◇旋回試験場(直径300メートル)◇8
つの異なる路面を再現したブレーキ試験コース◇スマートシティ(市街地)エリア
(5ヘクタール)◇サービス棟——などだ。
第2期工事では既存の試験コースを拡張するほか、◇高速周回路◇オフロード試験
場◇高速・郊外道路コース◇坂道コース◇悪路試験場◇騒音測定設備◇散水システ
ム——などを整備する。
次世代車両の試験に向けては、すでにボーダフォンが第5世代移動通信規格(5G)
通信網を試験場内で構築し、常時接続可能となっている。
自動運転やコネクテッドカーの実用化では、通信技術、人工知能(AI)、ロボット
工学、コンピューター工学など幅広い分野の協働が重要だ。政府は自動車開発を支
援することで、関連分野の技術開発にも勢いがつき、ハンガリーが自動車以外の研
究開発拠点としても魅力を増すと期待している。(1HUF=0.38JPY)

感想・意見をみんなと共有しよう!!



関連記事

このページの先頭へ

Social Media Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
ツールバーへスキップ