フォードが欧州事業再編、大規模な人員削減へ

自動車大手の米フォードは10日、欧州事業の再編方針を明らかにした。赤字体質からの脱却が狙い。競合の米ゼネラル・モーターズ(GM)は欧州生産事業を仏PSAに売却し撤退したが、フォードは構造改革を通して安定的に利益を稼げるようにする考えだ。

同社は2013年、赤字の欧州事業を好転させるために英国とベルギーの計3工場を閉鎖し、従業員5,700人を削減した。だが、十分な効果が上がらないことから新たなメス入れを決めた。売上高営業利益率で長期的に6%を確保できるようにする。

今回の事業再編でも工場閉鎖を辞さない考えで、欧州事業を統括するスティーブン・アームストロング氏はロイター通信に、仏ボルドー工場でのオートマティックトランスミッションの生産を停止することを明らかにした。ロシアの合弁生産事業も見直しの対象に入っている。

人員削減の規模については従業員代表と今後行う交渉次第としているものの、同氏は欧州社員5万3,000人のうち数千人を整理する見通しを明らかにした。

モデルの種類の削減も行う考え。小型商用車とSUV事業では利益を確保していることから、人気が低いミニバンやセダンが主な対象となるもようだ。

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