上期乗用車新車登録0.5%増に、6月は祝日の影響で5%減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した6月の乗用車新車登録台数は前年同月比4.7%減の32万5,231台と大きく落ち込んだ。移動祝日の関係で比較対象の2018年6月に比べ営業日数が3日少なかったことが響いた格好。上半期(1〜6月)は前年同期比0.5%増の184万9,000台とわずかながら拡大した。

上半期の新車登録を動力源別でみると、電気自動車(EV)は80.2%増の3万1,059台へと急拡大した。環境対応車の購入補助金制度がこれまでに引き続き追い風となった格好。ハイブリッド車(HV)も69.1%増の10万2,995台と大きく伸びた。ただ、プラグインハイブリッド車(PHV)は購入補助金の対象となっているにもかかわらず0.9%減の1万6,525台と振るわなかった。シェアはHVが5.6%(PHV:0.9%)、EVが1.7%だった。

従来型の車両ではディーゼル車が3.0%増の60万8,753台へと拡大。シェアは前年同期の32.1%から32.9%へと上昇した。ガソリン車は5.4%減の109万8,029台で、シェアは63.1%から59.4%へと落ち込んだ。

新車の走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は平均157.7グラムだった。欧州連合(EU)では昨年9月に排ガス検査方式が変更されたことから、KBAは今年、CO2排出量の前年同期(月)比を公表しないことにしている。

増加率が最も多かったブランドはEV専門メーカーのテスラで、前年同期比395.1%増の6,209台を記録。これにボルボ(33.0%増の2万6,521台)、レクサス(32.0%増の1,869台)が続いた。

ドイツ車ではスマートが15.0%増の2万3,567台と好調だったほか、BMW(7.4%増の13万9,826台)とフォード(5.7%増の14万3,354台)も増加した。そのほかはメルセデスが0.9%減の16万1,178台、オペルが0.9%減の11万7,425台、アウディが1.9%減の14万8,538台、VWが4.8%減の34万4,194台、ミニが7.9%減の2万3,465台、ポルシェが21.6%減の1万4,111台へと落ち込んだ。

レクサス以外の日本車では三菱が12.0%増の2万8,319台と2ケタ台の伸びを記録。スズキ(4.9%増の1万9,782台)、マツダ(4.2%増の3万5,405台)も前年同期を上回った。トヨタは0.6%減の4万4,416台、スバルは15.6%減の3,136台、日産は32.9%減の2万283台、ホンダは35.3%減の7,915台だった。

日本車以外の主な輸入ブランドをみると、シトロエン(12.9%増の3万2,550台)とセアト(11.0%増の6万8,202台)は2ケタ増と好調で、フィアット(6.3%増の4万9,426台)、現代(5.3%増の6万2,095台)、ダチア(4.2%増の4万838台)、プジョー(3.9%増の3万8,197台)、起亜(3.3%増の3万4,892台)、シュコダ(0.5%増の10万7,386台)、ジープ(0.2%増の8,325台)も増加した。ルノーは横ばい(6万8,714台)で、ジャガー(9.0%減の4,608台)、双竜(9.2%減の1,224台)、ランドローバー(11.5%減の9,373台)、DS(33.1%減の1,477台)、アルファロメオ(38.6%減の2,023台)は落ち込んだ。

一方、独自動車工業会(VDA)が2日発表した6月の国内乗用車生産台数は37万4,700台で、前年同月を24%下回った。輸出台数は25%減の27万3,000台。1〜6月は生産台数が前年同期比12%減の249万1,600台、輸出台数が15%減の186万5,800台だった。

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