医薬品認可業務をロシュが英から独に移管

スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、臨床試験をドイツに持ってきた」と述べた。

ロシュはこれまで当該業務を英国で行ってきた。EUの欧州医薬品庁(EMA)が英ロンドンにあるためだ。だが、英国が3月29日にEUを離脱すると、英国で同業務を行う意味がなくなるため、同社は西南ドイツのグレンツァハ・ヴィーレンに設立した新会社へと業務を移管した。グレンツァハ・ヴィーレンはスイス国境に接した町で、ロシュの本社所在地バーゼルは目と鼻の先にある。EMAは3月に蘭アムステルダムへと移転する。

ロシュはEUに残留するドイツに欧州医薬品登録・認可業務を移すことで、ブレグジット後にEU域内で医薬品を供給できなくなるリスクを解消した。今後は英政府と協議し、英国でも製品をこれまでに引き続き供給できるようにする考えだ。

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