半導体のダイアログが米シナプティクス買収に向け交渉

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは19日、米同業シナプティクスの買収に向けて交渉と資産査定(デューデリジェンス)を行っていると発表した。市場の観測を追認した格好。買収によりモノのインターネット((IoT)分野で成長を加速するとともに、携帯電話機向け半導体で競争力を高めることが狙いだと説明している。米IT大手アップルへの高い依存度を引き下げる狙いもあるとみられる。

買収合意に至るかどうかは現時点で定かでない。買収する場合は独禁当局の承認が必要となる。買収は現金で行う見通し。

シナプティクスはタッチスクリーン制御チップの有力企業。ダイアログは電力管理集積回路(PMIC)に強みを持つことから、事業の補完性が高い。

アップルはこれまで、メインPMICをすべてダイアログから調達してきたとみられる。今後は一部を内製に切り替えることから、ダイアログの受注は減少する見通しで、同社は5月末、アップルのスマートフォン「iPhone」向けに今年、供給する同社製メインPMICの規模が当初予想を30%下回る見通しを明らかにした。

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