機械業界が生産予測引き下げ、-2%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は2日、独業界の今年の生産高を従来予測の実質1%増(前年比)から同2%減へと引き下げた。下方修正は2度目。当初は2%増を見込んでいた。年初以降の新規受注が振るわないうえ、先行き見通しも悪いことから予測引き下げが避けられなくなった。

1〜4月の生産高は前年同期比で横ばいにとどまった。4月単月では前年同月を0.8%割り込んでいる。4月の工場稼働率は87.4%だった。

5月の新規受注高は前年同月を実質7%下回った。国外が9%減少。ユーロ圏外は10%落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)は6%減、国内は1%減だった。

新規受注高を特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、3〜5月は前年同期比で実質9%縮小した。国内が11%、国外が8%の幅で減少。国外の内訳はユーロ圏が5%減、ユーロ圏外が10%減だった。1〜5月の新規受注高は前年同期比で実質9%減少した。

VDMAは新規受注減少の理由として◇米国と中国、欧州連合(EU)の通商摩擦◇英国のEU離脱をめぐる混乱◇財政が悪化しているイタリア政府が財政規律の遵守を求める欧州委員会への対決姿勢を打ち出している◇中東情勢の悪化◇車両の電動・自動・IoT化に伴う自動車業界の構造転換——を挙げた。これらの要因を受けて新規投資抑制の動きが顧客業界で広がっている。

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