燃料電池搭載EVをドイツポストが開発へ、20年から配達に投入

ドイツポストは24日、傘下の小荷物配達部門DHLと電気自動車(EV)製造子会社ストリートスクーターが水素燃料電池搭載のEVを共同開発すると発表した。純粋なEVでは航続距離が短く配達が制限されることから、燃料電池を併載することで最大500キロを走行できるようにする。DHLは同車両を2020年から配達に投入する計画だ。

米自動車大手フォードの「トランジット」用車台を用いて開発したストリートスクーターの大型荷物輸送車「ワークXL」をベースに新モデル「H2パネルバン」を開発する。燃料電池の出力は26キロワット(kW)。蓄電池は容量40キロワット時(kWh)のリチウムイオン電池を使用する。モーターの出力は122kWとなっている。荷物室の容量は10立方メートルで、小荷物およそ100個分に相当する。積載能力は800キロで、車両総重量は4.25トン。

ワークXLはケルンにあるフォード工場で生産している。H2パネルバンでもフォードの協力を受ける。

DHLはまず同車両100台を20年から21年にかけて調達し、配達に投入する。国の購入補助金を受給する予定だ。

ドイツポストグループ以外の企業に販売する計画は現時点でないものの、ストリートスクーターのファビアン・シュミット最高技術責任者(CTO)は、従来のEVよりも航続距離の長いモデルを多くの顧客が求めていると述べており、グループ外への販売を視野に入れているもようだ。

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