独化学業界が19年予測を引き下げ

独化学工業会(VCI)は3日、独業界(製薬を含む)の2019年の業績予測を引き下げた。世界経済の減速や通商摩擦、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる混乱、中東での軍事衝突リスクなどを踏まえたもので、生産成長率を従来予測の「マイナス3.5%」から「マイナス4.0%」へと下方修正。売上高も「前年比2.5%減の1,985億ユーロ」から「同3.0%減の1,969億ユーロ」へと引き下げた。出荷価格については1.0%上昇するとの予測を据え置いた。

上半期(1〜6月)の生産高は前年同期比で6.5%落ち込んだ。比較対象の18年上半期はブロックバスター(年商10億ユーロ以上の医薬品)の効果で製薬部門の生産高水準が押し上げられており、その反動が大きい。製薬を除いた業界生産高は2.5%減だった。

生産成長率を部門別でみると、製薬は前年同期比で14.5%減少した。ポリマー(7.0%減)、洗剤・ボディケア用品(4.5%減)、ファイン・スペシャル化学品(4.0%減)も減少幅が大きい。石油化学品・誘導体は横ばい、無機基礎化学品は1.5%増だった。

上半期の出荷価格は1.5%上昇した。業界売上高は959億ユーロで、4.0%減少。地域別では国外が5.0%減の604億ユーロと特に振るわなかった。国内は2.0%減の355億ユーロだった。

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