鉱工業生産2カ月ぶり減少、1月は-0.8%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が11日発表した1月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。自動車業界の不振で水準が強く押し下げられた格好。統計局は今回、昨年12月の鉱工業生産を当初発表の前月比0.4%減から0.8%増へと1.2ポイント上方修正した。

製造業の1月の生産高は前月比で1.2%減少した。自動車業界が9.2%減と大幅に落ち込んだことで、投資財が2.5%縮小したことが響いた。経済省は自動車生産の減少について、モデルチェンジ、サプライヤーのストライキおよび特殊要因が響いたと説明している。中間財は0.7%増、消費財は1.5%増だった。

エネルギー業界は3.6%増となり、2カ月ぶりに拡大。建設業も0.2%増えて、4カ月ぶりに増加へと転じた。

特殊要因による統計上のブレが小さい2カ月単位の比較でみると、12~1月の鉱工業生産は前期の10~11月を0.3%割り込んだ。製造業は0.4%、建設業は0.2%縮小した。

経済省は1月の生産減と景気先行指標の不振を踏まえ、製造業の景気低迷は続くとの見方を示した。製造業が第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)の拡大に寄与するためには2月と3月に最低でも各1.1%の生産増が必要だとしている。

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