電動キックボードが独で解禁、歩道は走行できず

州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)は17日、電動キックボードの公道走行条件を定めた連邦政府の政令案を一部修正のうえで可決した。施行時期は未定。所轄大臣のアンドレアス・ショイアー連邦交通相は今夏に施行する意向を表明した。連邦議会(下院)の承認は必要としない。

電動キックボードは電力を動力源とするキックスケーター。移動の際の最初と最後の区間であるファーストマイルとラストマイルで利便性の高い移動手段として注目されている。このため、多くの国で公道走行が認められているものの、ドイツでは解禁が遅れていた。

連邦政府はこの現状を改めるために政令案を作成した。同案では電動キックボードを最高時速12キロ未満のものと12キロ以上のものに区分したうえで、12キロ未満のものは歩道、12キロ以上のものは自転車道・レーンを走行することになっていた。これに対し州側は安全上の懸念を表明。交通省と協議したうえで、電動キックボードはすべて自転車道・レーンを走行し、歩道走行は認めない内容へと政令案を修正した。自転車道・レーンのない道路では車道を利用することになる。

時速12キロ未満の電動キックボードを利用でき年齢を12歳以上とした政府案についても、連邦参議院は修正を加え、電動キックボードの解禁年齢を一律14歳とすることへと改めた。

車両は電灯とブレーキ機能を備えていなければならない。保険の適用も義務づけられる。利用の際にヘルメットを着用する必要はない。

主に公共交通機関の利用者が多い都市部で需要があるとみられ、レンタル事業者はすでにサービス開始の準備を進めている。

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