4月輸出0.5%減少、GDPのマイナス成長懸念も

ドイツ連邦統計局が7日発表した4月の輸出高(暫定値)は前年同月比0.5%減の1,097億ユーロとなり、4カ月ぶりに落ち込んだ。今年はイースター休暇が昨年の3月から4月にずれ込んだという事情はあるものの、営業日数と季節要因を加味した前月比でも3.7%縮小している。受注・生産や景況感の低迷など製造業の景気指標は軒並み悪化しており、エコノミストの間からは第2四半期(4〜6月)のGDPがマイナス成長に転落するとの見方が出てきた。

輸出を仕向け先地域別でみると、減少幅が大きかったのは欧州連合(EU)のユーロ非加盟国で、前年同月を8.7%下回った。ユーロ加盟国も0.5%減と振るわない。EU域外は4.0%増加した。

輸入高は917億ユーロで、前年同期を2.1%上回った。ユーロ圏とEU域外からの輸入がそれぞれ2.5%、2.4%増加。EUのユーロ非加盟国からも0.7%伸びた。

貿易収支の黒字幅は179億ユーロで、前年同月を12.3%割り込んだ。経常黒字も0.4%減って226億ユーロとなった。

1〜4月の輸出高は4,458億ユーロで、前年同期を1.8%上回った。EU域外向けが3.0%伸びて全体をけん引。ユーロ圏とEUのユーロ非加盟国向けもそれぞれ1.1%、0.5%増えた。

同期の輸入高は4.2%増えて3,728億ユーロとなった。ユーロ圏からの輸入が5.2%増加。EUのユーロ非加盟国とEU域外からもそれぞれ3.5%、3.7%伸びた。

貿易収支の黒字幅は730億ユーロで、前年同期から9.2%減少。経常黒字も3.1%減の898億ユーロへと縮小した。対外金融債権・債務から生じる利子・配当金などの収支状況を示す第一次所得収支は10.6%増の334億ユーロへと拡大したものの、二次所得収支(居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支)とサービス収支では赤字が膨らんだ。

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